「136」　坂入ボックスのこけしが届く！

10月5日、「坂入ボックス」のこけしが届きました。久しぶりの鉈こけしでした。左3本目の21㎝と左2本目の14㎝の胴模様は、「ほおづき」、左端は「秋明菊」模様、右から3本目は、墨の「菊」模様、そして、幸兵衛型「ダルマ」模様の2本です。色鮮やかな鉈こけしです。胴模様の草花の名前を明記された手紙が同封されており、助かります。いつもは、「胴模様には、庭先に咲いている草花を描きましたが、何の花か分かりません」とあります。今さんは、こけしを製作するときには、すでに木地形態や胴模様を決めた上で、木地を挽き、鉈こけしを刻むそうです。

10月は、「木おぼこの会」の第12回目の定期頒布月です。制作内容は全て今さんにお任せしていますので、どのようなものを作って送っていただけるか、楽しみです。会員は10人の限定ですが、今さんには、11点作っていただき、このHPから希望者を募り、1人の方に特別頒布をしています。ぜひ、ご応募ください。

鳴子の「全国こけしまつり」では、津軽こけし館の出店で、石川美祈子さんにお会いしました。「坂入ボックス」へのこけし、「木おぼこの会」での定期頒布などお願いをしました。こけし館勤務が多忙で、こけしを製作でき得ていないのが、残念です。

尚、石川さんが昨年（30年）工人デビューされる以前の、今さんの弟子時代の習作こけしを支援の意味で多数入手していました。それらのこけしを頒布していますので、ご希望の方はご連絡ください。

このHPでも、紹介している桑原金作さんが、今こけし3000本を解説された「今晃のこけし」、「こけし工人似顔絵図譜」などを入力したDVDを無料で頒布していますので、ご連絡をください。