「139」 「木おぼこの会」第12回頒布こけし (一組頒布します。)

「木おぼこの会」第12回頒布こけしが届きました。今回は「鉈こけし」3本でした。

 10月の坂入ボックスに、3本の鉈こけし(頬月、秋明菊模様)があり、その時に「坂入頒布(木おぼこの会)にも!!」と、作られたようです。今回の胴模様は、秋らしく、色彩鮮やかに大きい(12cm)のが「ナナカマド」、中(16cm)が「桜の葉」、小(11cm)が「モミジ」です。

*「木おぼこの会」会員は10人の限定ですが、今さんには、11点作っていただき、このHPから希望者を募り、1人の方に特別頒布をします。ご希望の方は「お問い合わせ」からご応募ください。締め切りは12月1日です。応募者多数の場合は、抽選をして、当選者にお送りします。

今さんが初めて鉈こけしを作られたのは、昭和57年9月の禰宜町時代です。(図譜「木おぼこ・今晃」の「鳴子から帰ってきた今晃君」P6、「今晃のこけし遍歴」P328を参照)移住したが、ロクロの設置が遅れてしまった間、盛秀さんが鉈での木取りにヒントを得て、「C073」の伊太郎風、「C077」の金次郎風などを作られました。大湯温泉の「花海館」にある「H387」のような丸太を利用した、1mほどの大作も作られました。図譜にも「H007」の用材の形体を利用した大胆な作などもあります。大病を患い、嶽を引き払い大舘に移住する間(ロクロなどの資材を送ってしまい)、平成25年12月22日作、鉈1本で、「H489」の3本、心象風景などのものを作られました。また、翌年には、廃機材を利用して二人挽きロクロを作られ、こけし製作をされました。その変遷を味わっていただきたいです。(こけし手帖638号=平成25年3月号「今晃さんの鉈こけしと二人挽きこけし」を参照.このHPの「今晃こけしの文献と資料」  http://sanejiro.sakura.ne.jp/main/?page_id=16  の第22項目を参照)

「139」 「木おぼこの会」第12回頒布こけし (一組頒布します。)」への1件のフィードバック

  1. 坂入さん、こんにちは! ご無沙汰してます。
    いつも楽しみに拝見しています。
    11月10日、大館にいってきました。
    郡山市の山田ご夫妻と同席となりましたが、楽しい一時を過ごして参りました。
    家内は、今さんの手づくりの茶托をいただき、大喜びした。
    11月22日に7人目の孫が誕生する予定で、「山形・みちのくこけしまつり」は行けそうにもありません。
    これから、本格的な寒さが到来しますので、お身体をご自愛くださいね。
    「第12回頒布こけし(鉈こけし)」応募します。
    よろしくお願いします。

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