コロナ渦中、横浜の5歳と3歳の孫たちが遊びに来た。「おじいー!おじい―!」と、家に着くなり、飛び込んできた。オバアも茨城から戻ってきて、みんなとは5ケ月ぶりの再会でした。
孫台風1号、2号が同時上陸2泊3日です。さあ、着くや否や、アトリエでのプラレールに興じ、夕ご飯、お風呂で水遊び、上がってはコマ回しに、ゲーム!!!翌日は朝6時前に起こされ、プラレール、そして朝飯後、ケスナ―広場(子供の遊具公園)で一日過ごす。夕食後は、風呂に、花火!またまた、6時に起こされ、プラレール、朝食後、高崎遊具公園で遊び、そのまま横浜に帰る台風一過でした。
コロナの終息を希う。孫たちにも気軽に会いに行きたいものだ。
新山吉紀さんの「はらぺこあおむし」福車、志田菊宏さんの「獅子舞」福車や各種コマに孫たちの写真をデコパージュし、孫たち用のおもちゃに改良しました。福車は、特製長坂道を「トコトコ動物」「どんぐりころころ」などと走り回ります。
なんと、3歳の孫が、新山民夫さんの「唐笠おばけ」方位コマを回すではないか! 軸の長いコマは両手で挟んで、竹トンボを飛ばすように捻っていた。倒れた軸の指す方を「オバケだ」「おじい―だ」などと、キャッキャと笑いこけていた。ヒモを使った「鳴りゴマ」や「ずぐり」なども用意してみたい。
新山民夫さんの「唐笠おばけ」方位ゴマです。台座に4区分4種のオバケが描かれている。上の傘様のコマを回すと、間の「一つ目おばけ」も慣性で回り出す。そして、上のコマが止まると倒れ(コマは、止まっても落ちないように、駒の底が工夫されている。「ドラえもん」台座の方位コマとは、台座のコマ受け軸とコマの下軸の仕掛け=様式が違います。)、軸が4種のオバケ区分を指します。通常は、区分に東西南北の方位や番号を書き込み、その区分に金銭を掛け、コマを回して倒れたコマ軸が指示した方位を当てて遊んだようです。孫たちは、中間の「一つ目おばけ」が台座の「どのオバケに会った?」「こんにちは!」とか、コマの軸先が「おじい!」「せいくん!」「そうくん!」、、、誰に向いて倒れたとかで、その予測と当たり!に大喜び、笑いこけていました。
*「唐笠おばけ」とは、捨てられた唐笠が恨みの力で妖怪へと変貌したもので、
一本足に巨大な下駄を履き、大きな一つ目と長い舌が特徴です。一つ目と一本足は「一本だたら」と同じです。