「154」 「坂入ボックス」のこけしが届く。

3回目の「坂入ボックス」のこけしが届きました。今回のこけし描彩も、2回目の「坂入ボックス」と同様に油絵具で描かれています。右から胴模様は、①白ユリ(15㎝)、②ネムの木(15㎝)、③コケコッコの花(10㎝)、④?(6.5㎝)、⑤赤い実のなる(道端によくある花です。)(8㎝)のようです。

 今さんのこけしの胴模様で、正直、本人型の胴模様は、??!!の時が多くあります。本人型胴模様は、近所を散歩している道端や傍らに咲いている草花、そして、詩情的風景などなど、その時々に気に入れられたものを描いておられるようです。描かれた胴模様の具体的な草花の名称など教えてもらっていますが、手紙には下のような、略図とその内容が書いてあります。今さんの個性的な文字で?!こけしの略図もまちまち?!草花の名前が分からずとも、気に入った草花を描写しておられ、この解読が非常に難しいのです。ともかく、今さんの本音は草花の名称などどちらでもイイのです。面描に、それに似あった草花をただ、ただ描いただけなのです。

 今回の右2本の胴模様は①ねむの木の花、②白ゆりは分かったのですが、③の「コケコッコの花」は、方言のようです。④の?、⑤の「赤い実のなる道端によくある花」と書いてありますが、よく分かりません。どなたか、左の小寸3本の草花の名称のご存知の方お教えください。

 今さんの手紙には、「何となく形を挽き、面描し、胴模様を描きます。何ができるのかよく分かりません。自然になるようになれば、それでいいと思います」「花の名前は、ほとんど分かりませんので、勝手に思ってくださって、構いません」と、あります。

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