生まれ故郷の白根(新潟市)では、「白根大凧合戦」 https://www.shironekankou.jp/ が、毎年6月第一木曜日から5日間、開催されます。しかし、今年はコロナ過の為、6月2日から4日の平日3日間に縮小されました。観客も新潟県内と限定、予約制となっています。
「白根大凧合戦」は、江戸時代の中頃(300年前)中ノ口川の堤防改修工事の完成を祝って、白根側の人が凧を揚げたところ、対岸の西白根側に凧が落ち、田畑を荒らしたことに腹を立てた西白根側の人が、対抗して凧を白根側に叩きつけたことが起源とされています。合戦は、大きさ畳24畳の大凧や巻きイカ(六角凧)を中ノ口川の両岸から凧を揚げ、空中で絡ませ、両岸で綱引きをして、綱を切って勝負を決めます。
子供の頃、田植えが終え、その手伝いで得た手間賃を握りしめて、5㎞の道のりを自転車で駆けつけていた。屋台や見世物小屋に興じ、凧を追いかけたり、綱引きに熱中したものです。以降は、凧を作っては、職場(身障者施設)の広場や高崎市の河川敷で揚げていました。今は、孫たちや近所の子供たちにキャラクターの凧を作って遊んでいます。なかなか、大凧合戦を見に連れて行く機会がなく、残念です。
「しろね大凧と歴史館」 http://www.shiteikanrisha.jp/ootako/ は、常設の凧会館です。大凧の展示や各地世界の凧、凧師(風間正雄さんら)の凧販売もやっています。私は、故渡辺虎之助=五代目助五郎(通称=凧助)さんに囲碁の師匠という縁で、特別に大巻きイカ(六角凧)や染料での凧絵などを作っていただきました。
*今年の凧合戦には、兄貴の孫=律喜くんの初節句大凧が揚がりました。大凧は各町内会や会社などが組を作って、揚げます。また、子供の生誕やお祝い事などの個人的な事柄でも揚げてもらえます。