妻の幸子の趣味は染め物です。ろうけつ染めや型染、そして、藍染や草木染をしています。群馬の高崎市には草木染の染織工芸家山崎青樹の「草木染研究所」、そして、「高崎市染料植物園」では「染料工芸館」などもあり、染物講座を開催されています。幸子は教員在職時から何回かの講座を受講し、染物に興味を持ったようです。染物仲間が毎月1回ほど集まって、染物を続けてきました。
幸子は、高崎に帰って来てから、しばらく振りにバラやアジサイを描き始め、型染に挑戦します。二人で、散歩がてらに裏山の「よしき公園」の整理をしています。咲き始めたアジサイを見ては、毎回、「きれいだね!これは何のお花?」と聞いてきます。椿や桜などの作品のように、細かい切り絵作業=型紙製作を几帳面にしていました。そして、染め上げるのです。できあがった作品も3,40点ほどあり、型紙や染め上げた布を額装や軸装、表装などで仕上げて、お世話になった方々にお贈りします。その前に、展示会が開けたらとも思っています。
新たな再挑戦に、ぜひ、ぜひ、期待です。
表紙写真は大作のろうけつ染め作品、1番上写真は椿の型紙、2番目は桜、3番目はコスモス、4番目はダイコンの花です。