「252・幸子さん、最後の染め物」

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 妻の幸子さんは、染物が趣味でした。昨年(令和7年)、オイラが描いた二人の孫とオイラたちの似顔絵を型抜き、染め上げました。HPのブログ「224・幸子の趣味は染め物」でも紹介しましたが、この作品が、最後の染め物となるのでしょう!幸子さんの染め物は、かなり本格的なものでした。しかし、残念なことに、数年前、アルツハイマー型認知症を発症し要介護Ⅰです。今は名前も漢字では書けなくなりました。染め物も、もうスケッチは描くことはなく、作業工程もすっかり忘れてしまいました。型紙製作では「椿の幸子」と言われ、細かい桜や椿の花など切り抜いていたものです。藍染をした生地に細かい刺し子をしていました。今は繊細な作業は全くでき得なくなりました。「ヨシキは、何でもできるのだから、ヨシキがやればイイ!」と、染物が自分の趣味だったのも忘れ、投げ出します。

 染物は、ろうけつ染や型染、草木染や藍染めといろいろと制作をしてきました。染めた生地を帯や掛け軸、スカートやベスト、バッグやマフラーなどなどいろいろな物に仕立てていました。着物にも興味を持ち、大島紬や結城紬などなど着物や帯で150点と途方もないほどの量です。膨大な着物、染め抜いた染物や型紙を額装や軸装して、知り合いの方々に差し上げています。残った着物や反物、布などは施設に寄贈して、利用者の「裂き織」作業に使ってもらいます。

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