平成20年1月に描いた斎藤幸兵衛さんの似顔絵と幸兵衛さんの顔写真です。
こけし手帳562号(平成19年11月号)「こけし談話会たより」に、「斎藤幸兵衛さんの次男・竹司さんが青森市で健在で、(当時の)津軽こけし館長鳴海房之助さんの依頼で、村元文雄さんの木地に描彩された。(平成8年)」との記事がありました。その情報提供者の佐藤辰雄さんから竹司さんを紹介いただき、幸兵衛さんの顔写真をお借りしました。みなさんで幸兵衛さんの写真を探していただきましたが、その写真しか見つからなかったそうです。その写真を元に描いたのが掲載の斎藤幸兵衛さんの似顔絵です。少し、沈んだ表情なので、生気を吹きこんでみました。描いた幸兵衛さんの似顔絵は竹司さんにお贈りしました。
佐藤さんは、「こけし山河」第228号(平成20年1月)「幸兵衛のことなど」で、斎藤竹司さんとの交流やその経過を報告されていますので、ご覧ください。
東京の「ひやね」さんがヤフオクに「斎藤竹司」さん描彩のこけしを出品されていましたので、落札しました。この8寸こけしは括れ胴で、「木地・小島(俊幸)、平成9年3月」と書いてあり、先のこけし手帳の記事の「村元さん木地の8寸直胴」とは別のものです。
このHPの「こけし・工人似顔絵図譜」-全国版― http://sanejiro.sakura.ne.jp/main/?page_id=19 に、描いてきた工人さんの似顔絵250枚ほどを公開しています。ぜひ、ご覧ください。
描いた似顔絵は、工人さんの顔写真を提供していただいた方に、(無料で)お贈りしています。似顔絵図譜に掲載されていないこけし工人さんの顔写真がありましたら、ご提供していただけましたら、ありがたいです。