「今晃のこけし」－今晃こけし・坂入コレクション解説―の中で、桑原さんが今さんと知り合われ、禰宜町や嶽通いの様子、今こけしへの思いを書かれた「今晃のこけし」の全文を掲載しました。
私と桑原さんとの付き合いは、こけし手帖596号2月号｢桑原コレクション・今晃こけし群を引き継ぐ！｣などにあります。桑原さんが私に語ってくださる今さんのこけし1本、1本の見所は、ひとつの今こけしの見方であり、一種の解説にもなっていました。これらをみなさんにも知っていただきたいと思って、嫌がる桑原さんにお願いをした次第です。桑原さんは大変にご苦労をされたようですが、毎月、数回、数十枚の原稿が送られてきました。その原稿をパソコンに打ち込み、各こけし写真を貼り付けては、１頁、１頁を仕上げ、このようにHP にアップしています。今晃こけし図譜｢木おぼこ・今晃｣との同時進行でしたが、平成25年は、今さんが重篤状況となり、図譜発行を最優先したのです。この「今晃のこけし」は、「今晃こけし・坂入コレクション」の3000本について書かれ、総頁は400頁ぐらいになりそうな、壮大な今晃こけし解説になっています。これも、製本発行するつもりでいましたが、これ以上の発行資金もなく、このようなHPでの公開となりました。(編集終了の折には１０部ほどを製本はします。)
現在、「序文」「今晃のこけし」「木地玩具」の全文を掲載することができました。近いうちに、「嶽今晃・本人型」をアップし、「晃・本人型」「えじこ」「ダルマ」の順番に掲載していく予定です。しかしながら、HPへの原稿整理、アップ作業量は、本当のアップアップの状態です。以降は、まだまだ、先いつになるやら？？未定ですが、がんばって行きますので、ぜひ、ご期待ください。
今晃のこけし、拝見させていただきました。
今さんのこけしに全ての愛情を注いできた桑原さんの思いがとても伝わってきました。
なぜだか涙が止まりませんでした。
今さんの人柄にも魅了されたのでしょうね。
そして坂入さんに引き継ぐ事ができとても信頼している様子がよくわかります。素晴らしい出会いだった事は間違いないですね。
桑原さん、坂入さんの思いに感動しています。
愛情をもって今さんのこけしの全てを受け入れ守り続けてくれた桑原さんにありがとう。
それを伝えようと一生懸命がんばっている坂入さんにありがとう。
坂入さん大変でしょうが、がんばって！！
いつもいつも応援しています。