昨年(2020年)12月、ブログ『159・「今晃のこけし」―今晃こけし・坂入良喜コレクション解説―完成』 http://sanejiro.sakura.ne.jp/main/?p=4011#more-4011 で、桑原金作さんに書いていただいた今晃さんのこけし解説「今晃のこけし」の編集が終えたことを報告し、DVDに入力して、みなさんにお贈りしてきました。
今回、見本本としてパソコンプリンターで印刷し、出版社で製本をしていただき、桑原さん(90歳)に贈呈しました。今晃さんのこけし3000本への桑原さんの解説です。全体で1000ページにも及ぶ力作です。
パソコン印刷では、印刷が退色をしてしまうため、将来的には、出版社で印刷製本、ハード判カバーで出版予定です。「木おぼこ・今晃」は、600部製作で、出版費用は高額でした。図譜の大半は、国会図書館や各地の図書館、各こけし館や各こけし会、若手の工人さんら、お世話になった方々への寄贈でした。そして、今こけしを愛でてくださる方々にも届けられたことは、嬉しいことでした。
この「今晃のこけし」や「こけし・工人似顔絵図譜」「高崎まつり・ひと人展」などの製本発行、そして、本命の「木おぼこ・今晃」―今晃こけし図譜Ⅱ―の製本発行が控えています。「今晃のこけし」の製本発行は、希望者を募集して、その部数を製作しようと思っています。出版社には、数十部発行で制作見積もりをしていただいていますが、かなりの高額(50部製本発行で、一冊25000円ぐらい)になりそうです。頒布価格は、製本費用実費と送料を負担していただきます。
もし、みなさんにおかれまして、図譜「今晃のこけし」をご希望される方は、「お問い合わせ」から、ご連絡をください。登録をしておき、製本発行するときには、子細をご連絡いたします。
*「今晃のこけし」のDVDがご希望の方は、HPの「お問い合わせ」から連絡をください。無料でお贈りします。