2021年(2月)、令和3年の初めての「坂入ボックス」のこけしが届きました。令和2年の挽納(前列右から2本目)は、ポインセチア(6cm)です。令和3年の初挽き(前列右1本目)は、シクラメンでした。前列右側3本目からの胴模様は、ディンドロビユーム、タンポポ、イチゴ、パンジーです。後列右からシクラメン(13cm)、ディンドロビユーム、山椒の枝、シクラメンです。
胴模様に描かれている草花の名前を聞くと、「道端にあった花?」「適当に、見た様子でイイですヨ」と、無頓着なところでした。しかしながら、「草花の名称が分かったら教えてください」とお願いをすると、周りの人に聞いたりされて、でき得るだけ教えてもらっています。今回も、昨年同様に、木地は粗挽きに挽かれ、油絵具で色鮮やかに描彩をされています。
今回、送られてきた干支の牛さん(7cm)は、おっとりとした表情で、ドッシリと大きな米俵を背負って、豊作を祈っています。ブログ「161・あけまして、おめでとうございます」の牛さんは、こけし同様にかなりの粗挽きです。描彩での筆の動きが波打った精悍な動きになっており、コロナに荒々しく立ち向かう「越後山古志の闘牛」のようです。
毎年2月の大舘は、冬の名物詩「アメッコ市(まつり)」があります。いつも、この時期の坂入ボックスには、飴が一緒に送られてきます。今年はコロナ過で、イベントなしの縮小気味で行われたようです。