「木おぼこの会」第19回頒布こけしです。今回は、杉材でこけし3本とダルマ型お雛様です。こけしの胴模様は、大(4.7寸)は「(大舘)アメッコ祭りの枝アメ」、中は「サンショウの枝」、小は「シクラメン」です。ダルマ型お雛様(2.6寸)は、今さん曰く「嶽出立直前(平成26年初期)、ロクロがなかった時、割った丸太に雛(N112)を描いたことがあった、そんなイメージ」とのことです。
(ダルマ型お雛様は、下の写真のように、ダルマは真っ二つに割れ、その両面にお雛様が描かれている。耳のような左右の突起に糸を巻いて閉じる。その下の写真は丸太を割いて描いたお雛様「N112」です。)
今さんは、平成25年6月、病に倒れ、かなりな重篤状況で入院された。年末にロクロなどの機材などを大舘に送り、平成26年4月に大舘に移住された。平成26年当初は、嶽にロクロなどの機材がなく、鉈こけしや鉈お雛様を作られた。そして、廃材を利用した二人挽きロクロを作られて、奥さんの綱引きで、二人挽きロクロでこけしを作られたのでした。(図譜「木おぼこ・今晃」の「今晃さんのこけし遍歴」を参照に)
第19回頒布こけし一組をこのHPから希望者を募って、頒布をします。ご希望の方は、3月13日までに、HPの「お問い合わせ」から「頒布希望」とご連絡をください。抽選をし、当選者にお送りします。
*尚、頒布希望登録をされている方は、連絡は不要です。(頒布希望登録者とは、「木おぼこの会」の頒布こけしを毎回希望され、その都度、抽選に加えています。)