「228」「坂入ボックス」のこけしたち

 「坂入ボックス」のこけしたちが届きました。左端のダルマ模様赤ロクロ線(12cm)は釣り目の怒面で、右端(11cm)は青ロクロ線で下がり目の困惑面です。そして、2本には裏模様にアジサイが描かれています。

 本人型の後ろの段は左から、つゆ草模様(8cm)、千鳥草、オレンジコスモス、アサガオ、キキョウです。下段の左側から、ムクゲ(8cm)、グラジオラス、 小オニユリ、ミズヒキ、ベコニヤです。胴模様に描かれている草花は、今さん家の庭、今さんの散歩コースに咲いている草花だそうです。名前の知らないものも多くあるが、こけしの胴模様に描いているそうです。こけしの顔を描いてから、その表情にあった草花を描かれているそうです。

 今さんは、平成24年に難病の脊髄狭窄症を発症された。嶽温泉開拓地から生まれ故郷の大舘に移住(平成26年)をされ、かなり厳しい病状からの復活をされています。病からの多々の後遺症、リュウマチや通風なども抱えられ、指関節の腫れや変形での木地挽きは大変なようです。

 「弘前市立博物館へのこけしの寄贈ができ得なかった」ことを伝えると、「博物館の話は、まあ、そんなもんでしょうということです。どこも物がいっぱいでこまっているようです」「坂入さんは、いっぱいお金を使ったのですから、欲しい人に譲ったらイイと思います」との事でした。

 「今こけしを後世に残し伝えたい」ので、どこかの公共機関でこの今こけし群寄贈をお受けいただくところはないでしょうか!どなたか、この今こけし群を継承していただける方はおられないでしょうか?ご意見、ご協力をいただけましたらありがたいです。

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