「木おぼこの会」(今晃さんのこけし頒布会)の第2回目のこけし頒布です。会は今年正月に発足し、会員10人で、年3回(1月、5月、9月)頒布を行います。頒布するこけしや木地玩具などは、全て、今さんにお任せにしています。どんなものが送られてくるのか、私も目にするまで全く分からず、その分、大いに楽しみにしています。
今回は、鳴子風こけし7寸と4寸は機械ロクロ、3寸は二人挽きロクロの3本です。木地玩具は、5月ということもあり、今さんの得意な金太郎で、エジコに入っている金太郎さんが熊さんに乗っています。エジコと熊さんの頭は、竹棒で刺してあるだけですので、抜けますが、クルクルと廻るようにもなっています。そして、紐で引っ張って動かします。今さん曰く「なんだかよくわからないものですが、いかがか見てください」とありました。
大舘でのこけし署名は、二人挽きロクロこけしには、「大舘・晃」とされ、機械ロクロこけしの「晃」と区別をされています。「晃」の書体も、嶽時代の行書体の「晃」から、独特な書体の「晃」になっています。
6月下旬は、JRの大人の切符を利用し、新青森経由弘前素通りの大舘です。めったにカメラを持たない私ですが、今回は、今さんの仕事風景(木地挽きや描彩など)の撮影です。秋田市では桑原さんと今こけしを語り、東京では友の会6月例会、そして、横浜の孫と遊んできます。3月4月5月とも、月の半分は横浜暮らしでした。オイラもこの年になって、「空っ風の上州者が、ハイカラなハマっ子」デビューです!