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木おぼこ・今晃 ブログ

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[41]  第2弾!!今こけしヤフオク出品!!

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[41]  第2弾!!今こけしヤフオク出品!!
             12月から毎月第2、4週目日曜日が締め切り!
  平成26年4月、今晃さんのこけし図譜「木おぼこ・今晃」を発行し、1年半が過ぎました。今こけしに魅せられ、今晃さんに惚れこんで、ここまで来てしまったわけですが、ドド~ンと届いた500冊(100冊分は出版社の取り分)の図譜を見て、「さぁ~て、コレ、どうしよう!」というのが実感でした。今さんに数十冊を贈呈、お世話になった方々への贈呈、そして、西田記念館などの各こけし館や国会図書館を始め、今さん関係の大館鳳鳴高校、大館市や弘前市、秋田県や青森県図書館などに100冊ほど寄贈した。図譜に掲載したこけし群は、どこかの公共機関に寄贈して、後世に伝えたいものです。
  しかし、伝統こけし世界では、「こけし蒐集40~50年!!」といわれる一家言の方々も多くおられ、私のようなこけし蒐集暦7~8年選手には、このような計画は無謀でもあったようです。実際、私の思いや意気込みとは違った現実が多くありました。各地のこけし会(17会)にも、図譜発行のご案内をお送りしましたが、お返事をいただけたのは3会のみで、反応は極めて厳しい状況でした。確かに、今晃さんのこけしには、私のような今晃さんのこけしに魅了された熱烈なファンや関心のお持ちの方も多くおられました。しかしながら、その反面、「今晃のこけし、特に本人型こけしは伝統こけしではない!」「今晃は、わざと左手で描彩して、稚拙に見せている!」「伝統こけしたる伝統伝承性を破り、盛秀型こけしを作っている!」などなどの批判が多くありました。  販売手段を持たない私は、この1年半、各地のこけし行事の全てに参加し、図譜発行案内パンフを手渡しして紹介をしてきました。いろいろな方々とも知り合い、それはそれで楽しいことでした。今、こけしの第三次ブームといわれています。伝統こけし界はそれぞれこけしへの理解や啓蒙など進展され得べくものと思いっていましたが、同好の士といったこけし愛好者、伝統こけし界の常態化、現実をも垣間見、すっかり疲れてしまったというのも、正直な実感でした。
  現在、図譜販売は、協力していただいているカメイ美術館や「ひやね」さん、土湯のアサヒ写真館と鳴子の「たまごや」さん、市川市のジェットリンクと四日市市のCAROLさんで販売をしています。このHPからも購入できますので、「お問い合わせ」からお申し込みをしていただけましたら、嬉しいです。尚、現在、HPから購入していただきますと、消費税はなしで、図譜価格は1万円です。図譜発行1周年記念として、今こけし6寸をプレゼントしています。
  4月の「木おぼこ・今晃」発行1周年記念で、今晃さんのこけしのヤフオク出品に続き、第2回目のヤフオク出品をすることにしました。今こけしは全体で1万本ほどありました。「今晃こけし・坂入コレクション」に3000本ほど収蔵し、その全てを写真撮影しました。その中から精選した600本ほどを「木おぼこ・今晃」に掲載しました。そして、今こけし、特に本人型をみなさんに触れ合っていただきたく、私の前で「今こけし?!」と言われた方々や、こけし会には数百本単位で(無料で)差し上げてきました。遠方から来訪された方々には、ミカン箱単位で譲っていました。興味のある方は2、3回と訪ねてこられました。ともかく、「市場よりも格安で、膨大な今こけし郡の中から選ぶことができる」ことが、大いなる魅力のようです。今こけしの頒布を希望される方々が多くおられ、前回、ヤフオクに初めて出品をしました。入札参加者は90人も越え、今こけしに魅せられている方々が多くいられることも知りました。しかしながら、落札価格が私の今こけしへの思いや評価とあまりにも違っていたり、ヤフオク出品への批判なども聞こえてきて、戸惑い、悩んでしまいました。
  これからも、「『木おぼこ・今晃』-坂入ボックスー、『今晃のこけし』―今晃こけし・坂入コレクション解説ー、『こけし・工人似顔絵図譜』を製作発行したい!!形あるものとして残したい!!」と思って、編集製作をしています。これらも売れる見込みのない現状ですので、HP「木おぼこ・今晃」を立ち上げ(業者に委託)、みなさんに見ていただけるように発信をしている訳です。しかし、ある方から、「坂入さんには膨大なる今こけし群があるではないか!」とのご指摘があり、図譜掲載した(公共機関に寄贈する)今こけし以外は、全て、ヤフオクなどで頒布し、それらの製作発行資金を得ることにしました。その時にしか生まれ出ことのない今こけしを!図譜に掲載した今こけしとの同一手のこけし群、「今晃こけし・坂入コレクション」の全てのこけしも出品していきますので、お気に入りの今こけしがありましたら、ぜひ、ご参加ください。
  当面の間、毎月第2、4日曜日が締切日になるように出品をします。みなさんに今こけしと触れ合っていただきたく、でき得る限り適宜な価格で頒布したく思っています。
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尚、来年(2016年)1月において、私が主催する今晃さんのこけし頒布会「木おぼこの会」の会員をこのHPから募りますので、ぜひ、ご参加ください。

[41]    「笹竹こけし」誕生、本人型こけしへの挑戦!!

 晃さんは、昭和58年5月31日、弘前市禰宜町から嶽温泉開拓農家集落に移住をされ、温泉土産こけしを意識されて、通称「笹竹こけし」を制作された。

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      58年7月        58年11月    22年4月    25年1月

 この「笹竹こけし」誕生秘話は、清俊夫さんの「今晃さんのこけし」(14)に以下のように書かれている。「このこけしは、金次郎型の顔に、地元の名物、地竹の子の笹の葉の胴模様を、笹竹の茎を意識した胴に配したものです。胴底には、『嶽今晃』、胴裏には『嶽温泉』の墨書があります。私には、津軽の風土にマッチした良いこけしに見えますが、観光客には殆ど売れなかったようです。
 今さんは、58年5月31日に弘前市禰宜町を離れ、嶽牧場と呼ばれている開拓農家集落に移り住みました。しかし、轆轤用の配電工事の遅れで、嶽でのこけしを製作し始めたのは、6月の末で、私が『嶽今晃』の署名の入ったこけしを入手したのは、6月27日でした。それからすぐに、本来の用途である温泉土産を意識して作られたこけしが、この笹竹こけしになります。、、、今さんのこけしは、あまりにも昔の津軽的なものであって、今の津軽の人々には違和感が強すぎるのかもしれません。、、、『あるべき津軽こけし、あったはずの津軽こけしを幻視して、それを次々に現実化して行った。』と私は考えています」
とあります。
 桑原金作さんは「今晃のこけし」の中で、「この笹竹こけしがなければ、『今晃こけしコレクションにはならない決定的に必要なこけし』という超貴重品の稀品である」「笹竹こけしは、嶽温泉おみやげこけしとして創意工夫して、竹の節を胴形に挽き上げた本人型こけしである」と述べられる。金次郎風の顔は優しく、別趣に表現されており、迫力があり、土の香りも強く、手絡描きが良く似合っている。眉太く、目は上瞼の描き方が素早く長い、眼点の打ち方が三本の横鬢と共に誠に美しい。鼻は猫鼻ですが、良く見ると独特な癖で描かれている。口は赤の二の点で表現されて非常に珍しく、今すぐ話をしたい様な口元で楽しく見える。非常に美しいフォルム、木地仕上がりになっており、特に竹節の表現は見事であり、ロクロ線赤と青で、黄胴の竹帯は青で描いている。下地の黄色に青の葉を描いたのが緑色で現れ、赤は赤でも白胴の赤より厚く見える。白胴は、赤は赤で、青は青とハッキリ分かる。今さんは面相筆を使用せず、普通筆で描くので、こけしの迫力や野性味、泥臭さの表現は、その他の工人に見られない独特の美しさがある。

20151127_6.jpg また、59年2月5日付け、東奥日報記事では、「岩木町の嶽高原、ここで、大鰐こけしの流れを汲みながら、全く新しい型のこけしが産声を上げて7ヵ月になる。名付けて岩木こけし。」とある。そして「、、、、伝統にとらわれず、独自の今さん流こけしの開発に打ち込んだ。『おみやげ的な要素がなければこけしではないと思います』というのが信条、この発想から、従来の形を度外視して、力を入
20151127_7.jpg20151127_8.jpg20151127_9.jpgれているのが表情豊かなこけしだ。笑ったり、怒ったり、泣いたり、『人間の喜怒哀楽の表情こそが人生である』とし、これら心の内面をこけしに盛り込むのが今さんの最終目標となった」と、その抱負を語っておられます。弘前市内に居住されていたときから、「津軽の本来あるべくこけしを求めて!」「津軽こけしが生み出されるべく彼の地を求めて!」と、本人型こけしへの希求、いろいろと模索や始造をされておられたようである。特に、20151127_12.jpg20151127_11.jpg20151127_10.jpg嶽温泉開拓地への移住は、「嶽温泉土産のこけし」製作へと進み、「笹竹こけし」を生み出されたようです。その思いは、留まることなく湧き溢れ、今晃の世界で昇華し、幾多の本人型こけしが現出していったようである。しかし、、、、、、、、、

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