「228」「坂入ボックス」のこけしたち

 「坂入ボックス」のこけしたちが届きました。左端のダルマ模様赤ロクロ線(12cm)は釣り目の怒面で、右端(11cm)は青ロクロ線で下がり目の困惑面です。そして、2本には裏模様にアジサイが描かれています。

 本人型の後ろの段は左から、つゆ草模様(8cm)、千鳥草、オレンジコスモス、アサガオ、キキョウです。下段の左側から、ムクゲ(8cm)、グラジオラス、 小オニユリ、ミズヒキ、ベコニヤです。胴模様に描かれている草花は、今さん家の庭、今さんの散歩コースに咲いている草花だそうです。名前の知らないものも多くあるが、こけしの胴模様に描いているそうです。こけしの顔を描いてから、その表情にあった草花を描かれているそうです。

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「227」「大湯、津軽、鳴子こけしまつりへの旅」

 6年ぶりに、今さんをお訪ねした。大湯温泉花海館の女将さんとも図譜発行祝賀会以来(平成26年9月)の再会です。女将さんの好意で、今さんご夫妻と夕食を一緒に過ごしました。お互い髪も白くなり、それなりの年月を思いました。今さんの笑顔にも触れ、一安心。

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「226 」 今晃さんからの手紙・③「五平型、清一型」

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 今さんが初めて作られた小松五平型8寸「A023(右端)」(昭和47年11月)と長谷川清一型7寸「A022(左から2番目)」(昭和47年9月)です。そして、五平型「P024(右から2番目)」(平成29年5月)と清一型「Q034 (左端)」(平成27平成10月)は、その後に作られました。

 今さんが高校卒業後、秋田県大湯温泉の「奈良靖規こけし工場・十和田工芸所」に弟子入りをされ、懇意になった大湯温泉「花海館」にあった小松五平こけしと長谷川清一こけしを見ながら作られた今晃初作のこけしです。(図譜「木おぼこ・今晃」の「今晃さんのこけし遍歴」をご覧ください。)

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「225」 「木おぼこの会」第26頒布こけし 

 「木おぼこの会」第26回頒布こけしは、3種(8,6,7cm)のダルマとおぼこ模様のこけし(10cm)2種です。今さんの手紙には「暑い夏がやって来ました。暑さを吹き飛ばすようにダルマを作ってみました」とありました。ダルマには裏模様の「?」(「庭に咲いている紫色の小さな花がいっぱい集まっている花です。花の名前は分かりません」です。)が描かれています。

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「224」 幸子の趣味は「染め物」

 妻の幸子の趣味は染め物です。ろうけつ染めや型染、そして、藍染や草木染をしています。群馬の高崎市には草木染の染織工芸家山崎青樹の「草木染研究所」、そして、「高崎市染料植物園」では「染料工芸館」などもあり、染物講座を開催されています。幸子は教員在職時から何回かの講座を受講し、染物に興味を持ったようです。染物仲間が毎月1回ほど集まって、染物を続けてきました。

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「223」 今晃さんからの手紙・③「図譜発行」

 平成26年4月13日、「木おぼこ・今晃」―今晃こけし図譜―を発行して、今さんに送った時のお礼ハガキです。「本、受け取りました。感動ものです。よく作ったものです。坂入さんの思いが形になりました。すぐ売れるものとは思いませんが、じっくりといったらいいと思います」。そして、「知り合いの方々に差し上げたり、販売をされても結構。今さんにお任せしますよ」と図譜50部を贈りました。

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「222」 「坂入ボックス」のこけしが届く。

 「坂入ボックス」のこけしが届きました。三上文藏型(12cm)とその形に添った本人型です。本人型の胴模様は、上がクロッカスで、下がフクジュソウです。小寸(6cm)は、八重桜とスイセン模様です。右4本(13cm)はダルマ模様で、ロクロ線以外の右3本には裏模様(右からカエデ、スイセン、フクジュソウ)が描かれています。

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「221」 今晃さんからの手紙・②「盛秀型こけし」

 「木おぼこ・今晃」―今晃のこけし図譜―には、今晃さんが作られた盛秀型こけしが掲載してあります。今さんは盛秀太郎さんとの師弟関係はありません。その今さんの盛秀型こけし製作において、かなりの批判がありました。伝統こけし界には、師弟関係のない人がその系統のこけしを作ることはタブー視されることがある。図譜制作に協力的な方々から「図譜に盛秀型こけしを掲載するのは反対だ!」と非難、絶交された。一部こけし会からは図譜購入や販売を拒否された。逆に、賞賛された方々も多くおられたのである。(このHPのブログ「111・盛秀型こけしと盛秀風こけし」を参照)

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「220」 今晃さんからの手紙(その1)

 今こけしの整理と共に、今さんからの数百通の手紙類も整理しました。今さんは結構マメな方で、こけしを送って来られる時は、便せんで季節の挨拶とこけし代金の明細があります。送金をすると、ハガキで代金受領の連絡があります。全て、手紙での連絡です。電話では数回しか、お話をしたことがないのです。最近になって気づいたのですが、お互いスマホを持っているので、メッセージでのやり取りもするようにもなりました。確かに?長谷川辰雄さんから「こけし署名はきちんと書くように!」と言われ、習字を習い、楷書での署名をされていましたが、見られた通り、今さんの文字は個性的な独自な筆跡で書かれています。

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「219」 「木おぼこの会」第25頒布こけし 

 「木おぼこの会」第25回頒布こけしは、お雛様(8cm)とキナキナ型エジコ(6.5cm、)、そして、奥さんの綱引きでの二人挽きロクロ作(署名は「大舘・晃」です。)は、返しロクロ線の幸兵衛風斜ダルマ模様(14cm)と、ひょっとしたらヒゲの坂入さん風ダルマ?模様(12cm)のようです。

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