「157」 「木おぼこの会」第15回頒布こけし

「木おぼこの会」第15回頒布こけしです。「坂入ボックス」と共に、お花シリーズが続いています。左から「南天」(15cm)、「コルチカム」(12cm)、「落ち葉」が2点、「枯草」が2点です。今さんは独特な感覚で、四季折々の草花や情景、心象風景なども胴模様に描かれています。この荒く挽いた木地は、握りしめると指に、掌に馴染み、温もりが伝わってきます。

今さんの手紙には「(10月頒布予定が)11月に入ってしまいました。紅葉が美しい季節です。秋の花に、落ち葉に、枯草模様を描いてみました」とありました。こけしは、会員十人とHP頒布の一人で、合計66本ですから、制作期間はかかるようです。そして、一緒に、「津軽の赤かぶです」と、大量に送られてきました。

私が嶽を訪ねた時は、嶽温泉はもちろん、湯段温泉の時雨庵や地元の湯治場、百沢温泉でした。春は山菜にミズなど、夏は嶽キビにカボチャ、秋はキノコ、そして、フェステバル時には、リンゴに赤かぶを買い込んで、帰宅したものです。最近は、津軽(弘前や温湯など)を素通りして、大舘に行ってしまうので、懐かしいものです。赤かぶ甘酢漬けは、津軽での各家庭の常食です。坂入さん家は、独自にユズやトウガラシ、昆布などを一緒に漬け込みます。色鮮やかな真っ赤か!歯ごたいバリバリで、酒を飲まないオイラには、ご飯の友です。

      「頒布こけし希望者一人募集」

 第15回頒布こけしを希望される方は、「お問い合わせ」から、11月15日までに、ご連絡をください。希望者から抽選をして当選者にお送りします。(頒布希望登録されている方は、連絡は不要です。)

津軽の赤かぶ甘酢漬けを作っています。塩で漬けて、赤かぶの水分を抜く。そして、酢と砂糖、ユズに唐辛子、昆布などで2週間ほど漬け込んで、できあがります。

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