「194」 「娘の立ち雛・晃月人形師」

 高崎まつりの山車人形の修復を「晃月」人形店が行っている。高崎で唯一の雛人形・五月人形・山車人形・提灯などの総合人形専門店である、198Ⅰ年(昭和56年)、一人娘の初節句祝いに「木目込み立ち雛」を買った。

 高崎駅東口前に大きな店舗を構えておられた「晃月」さんをお訪ねしたら、店舗が閉まっていた。2020年9月、コロナ過での業績不振で倒産されていた。現在は、高崎市内の山名八幡宮の鳥居を潜った場所で「人形工房・アートこうげつ」(・高崎市山名町1512・電話番号027-381-6233)で、渡辺聖也(2代目晃月)さんが開業されていた。渡辺さんが修復をされた山車人形「加藤清正」(本庄市まつり)と一緒に描きました。高崎まつりの山車人形、「羽衣の舞」「藤原定家」「静御前」などなども修復されておられます。

 娘の立ち雛(30㎝)は、真多呂・木目込み雛人形です。「段飾り雛」を希望する妻と!!!言い合って決まったものです。市松人形は伝統こけし工人笹森淳一さんの平成20年8月作(30㎝)です。娘に贈るつもりで作ってもらったのですが、気に入って私のコレクションに入ってしまいました。笹森さんは、素晴らしい卓越した技量あるこけし工人さんです。木地仏製作では、台座に、面描は半眼、ダルマ模様は正眼で作ってもらっています。

 このような伝統的な製作が継承されていくことを希うものです。

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