毎年、鳴子こけし祭りにお見えになられるスターンご夫妻が、アメリカの人形雑誌「ＤＯＬＬ ＮＥＷＳ」に「Ｗｏｎｄｅｒｆｕｌ Ｊｐａｎｅｓｅ Ｋｏｋｅｓｈｉ Ｄｏｌｌｓ」と表題し、こけしを紹介されています。（しかしながら、英語が理解できない私には、何が書いてあるのか分かりません。何方か、翻訳をしていただけないでしょうか？）
スターンご夫妻は、日本文化に興味、関心をお持ちです。特に、こけしに魅かれ、毎年9月前後にショートスティをされて、鳴子こけしに祭りに参加されておられます。日本文化をより理解されるために、60歳を過ぎられてから日本語を学ばれ、私などとも日本語で会話やメール交換をされています。ここ数年、来日されますと、高崎の私の自宅まで遊びにこられます。私の今晃こけしコレクションや焼きもの（陶芸）、妻がやっている染物などにも興味をもたれています。一昨年は、「囲炉裏で、お肉や魚を食べたい！」と。何しろ、９月の暑い日でしたので、汗だくになって、楽しんでおられました。そして、８０ｃｍはあろうという大皿を背負って帰国でした。
昨年は、膝の手術や白内障の手術をされ、来日できませんでした。今年は、「みなさんに会いたい！」と、4月の土湯こけし祭り、そして9月にも来日されるそうです。これほどの親日、こけし愛好家もおられないでしょうネ。
私が描いた工人さんの似顔絵も掲載していただいたり、今さんの図譜「木おぼこ・今晃」も、アメリカで販売をしていただけるとの事、私も、「何か、国際的になった！！？」気分です。
(HPの「こけし・工人似顔絵図譜」－全国版ーには上記の善吉さんの似顔絵など300人ほどの工人の方々の似顔絵を描いてあります。）
「善吉の逆さカッポレ」
中ノ沢こけしの創始者、岩本善吉さんは、上記写真（お土産ハガキ）のように芸達者で、芸者の三味線に合わせて、逆立ちをして「カッポレ」を踊っていたそうです。股間に挟んだお面が、歌舞伎役者の隈取様で、善吉こけしの面相になったようです。
