東京こけし友の会新年例会に出席した時、ある愛好家の方から声をかけられました。「高齢でもあり、蒐集したこけしを整理したい」と話され、古品こけしリストと写真集を見せられました。そこには、伊太郎や幸兵衛、そして福太郎、庸吉に寅蔵、キンに周助などなど。そうそうたるこけしたちがありました。 続きを読む
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「83」今晃さんの本人型こけしは、伝統こけしか!
左は今晃さん作19cm・ポピー模様のこけし(平成28年6月9日作)です。右は阿部木の実さん作15cm、海辺の風景のこけし((平成29年3月3日作)です。 続きを読む
「82」 「木ぼこ」頒布小寸こけし(塚越勇さんの解説)
昨年(平成28年)春に、閉店をされた町田市のこけし専門店「木ぼこ」(店主苅部りょう氏)では、今晃さんの小寸(3寸)こけしを頒布されていました。平成14年5月から平成25年1月まで、11年間に渡って、5本一組で63回、合計315本を頒布されました。 続きを読む
「81」 「坂入ボックス」のこけしが届きました。
先日、今さんから、下記の手紙とともに、今年2回目の「坂入ボックス」のこけしが届きました。お雛様の大寸ものや初孫2歳誕生日記念の木地玩具、初作小松五平型をお送りして、製作をお願いしていました。しかし、この冬、体調が十二分ではなかったようで、心配です。 続きを読む
「80」 今さん初作・小松五平型をヤフオクで入手!
今晃さんが昭和47年に、秋田の大湯温泉で長谷川清一型(「A001」下の写真2本)と一緒に、初めて作られた小松五平型こけし8寸(写真上左)をヤフオクで入手しました。図譜に掲載されている五平型こけし(写真上右「A017」)は6寸です。この8寸は、頭部の形も丸みを帯び、胴の中絞りが6寸より緩い。表情や筆の運びが6寸より初々しく、8寸の方が先に作られたようにも思います。 続きを読む
「79」 今晃さんの彦作型「引き眉」こけし
国恵志堂さんが開設されているHP「こけし千夜一夜物語Ⅱ」(http://fukujyusoan.moe-nifty.com/kokeshi_fan_night2/2016/10/post-1837.html)の「第124夜:引き眉こけし(今晃)」の話が掲載されています。その中で『戦前のこけしに、この引眉をはっきり描いたものを見たことはない。この引眉に最初に気付いたのは、福寿さんのえじこであった。当時は、えじこなので変化を付けるためにそのように描いたのだろうと思っていたが、今回の今さんのこけしを見て、それが引眉を描いたものであったことが分かった。また、こけしの奥深さを知る事例に出会った。「こけしの描彩、恐るべし!」である。』と記されています。 続きを読む
「78」 今年初めての「坂入ボックス」のこけし。
今さんから、先に送っていただいた「木おぼこの会」第4回頒布こけしに続いて、今年初めての「坂入ボックス」のこけしが届きました。 続きを読む
「77」 「木おぼこの会」第4回頒布こけし
3月2日、「木おぼこの会」第4回頒布こけしが今さんから届きました。本来は1月が頒布予定でしたが、今さんが1月下旬に風邪をひかれてから体調を崩され、製作ができなく、遅くなりました。あの質素な生活をされていた今さんには、全く不似合いな贅沢病といわれる持病の痛風があり、時々、手足の指関節が腫れ上がります。かなりの痛みが伴い、鉋での木地挽きもでき得ないようです。また、数年前に発病された下半身の痺れや麻痺などもあります。そんな状況の中で作っていただき、ありがとうございました。
今回の頒布こけしは、鳴子型菊模様8寸、本人型梅模様8寸、辰雄型赤帯重ね菊5寸、お雛様梅花模様3寸(アカシヤ材)です。 続きを読む
「76」 甥の古川一が週刊少年チャンピオンに新連載!!
妹の長男、甥の古川幸一が「古川一」のペンネームで原作、作画を白土悠介さんが描いた「虚ろう君と(うつろうきみと)」が、秋田書店出版の週刊少年チャンピオン13号(2017年3月9日号=2月23日発行)に新連載されました。毎週木曜日が発行日です。 続きを読む
「75」 「木おぼこ・今晃」-坂入ボックスー28年
平成28年中に今さんから送られてきた「坂入ボックス」のこけしや、大舘をお訪ねして分けていただいたこけしを、このHPの「木おぼこ・今晃」-坂入ボックスー「28年」版 http://sanejiro.sakura.ne.jp/main/?page_id=12 にまとめましたので、ぜひ、ご覧ください。 続きを読む