
「木おぼこの会」第26回頒布こけしは、3種(8,6,7cm)のダルマとおぼこ模様のこけし(10cm)2種です。今さんの手紙には「暑い夏がやって来ました。暑さを吹き飛ばすようにダルマを作ってみました」とありました。ダルマには裏模様の「?」(「庭に咲いている紫色の小さな花がいっぱい集まっている花です。花の名前は分かりません」です。)が描かれています。
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「木おぼこの会」第26回頒布こけしは、3種(8,6,7cm)のダルマとおぼこ模様のこけし(10cm)2種です。今さんの手紙には「暑い夏がやって来ました。暑さを吹き飛ばすようにダルマを作ってみました」とありました。ダルマには裏模様の「?」(「庭に咲いている紫色の小さな花がいっぱい集まっている花です。花の名前は分かりません」です。)が描かれています。
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妻の幸子の趣味は染め物です。ろうけつ染めや型染、そして、藍染や草木染をしています。群馬の高崎市には草木染の染織工芸家山崎青樹の「草木染研究所」、そして、「高崎市染料植物園」では「染料工芸館」などもあり、染物講座を開催されています。幸子は教員在職時から何回かの講座を受講し、染物に興味を持ったようです。染物仲間が毎月1回ほど集まって、染物を続けてきました。
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平成26年4月13日、「木おぼこ・今晃」―今晃こけし図譜―を発行して、今さんに送った時のお礼ハガキです。「本、受け取りました。感動ものです。よく作ったものです。坂入さんの思いが形になりました。すぐ売れるものとは思いませんが、じっくりといったらいいと思います」。そして、「知り合いの方々に差し上げたり、販売をされても結構。今さんにお任せしますよ」と図譜50部を贈りました。
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「坂入ボックス」のこけしが届きました。三上文藏型(12cm)とその形に添った本人型です。本人型の胴模様は、上がクロッカスで、下がフクジュソウです。小寸(6cm)は、八重桜とスイセン模様です。右4本(13cm)はダルマ模様で、ロクロ線以外の右3本には裏模様(右からカエデ、スイセン、フクジュソウ)が描かれています。
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「木おぼこ・今晃」―今晃のこけし図譜―には、今晃さんが作られた盛秀型こけしが掲載してあります。今さんは盛秀太郎さんとの師弟関係はありません。その今さんの盛秀型こけし製作において、かなりの批判がありました。伝統こけし界には、師弟関係のない人がその系統のこけしを作ることはタブー視されることがある。図譜制作に協力的な方々から「図譜に盛秀型こけしを掲載するのは反対だ!」と非難、絶交された。一部こけし会からは図譜購入や販売を拒否された。逆に、賞賛された方々も多くおられたのである。(このHPのブログ「111・盛秀型こけしと盛秀風こけし」を参照)
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今こけしの整理と共に、今さんからの数百通の手紙類も整理しました。今さんは結構マメな方で、こけしを送って来られる時は、便せんで季節の挨拶とこけし代金の明細があります。送金をすると、ハガキで代金受領の連絡があります。全て、手紙での連絡です。電話では数回しか、お話をしたことがないのです。最近になって気づいたのですが、お互いスマホを持っているので、メッセージでのやり取りもするようにもなりました。確かに?長谷川辰雄さんから「こけし署名はきちんと書くように!」と言われ、習字を習い、楷書での署名をされていましたが、見られた通り、今さんの文字は個性的な独自な筆跡で書かれています。
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「木おぼこの会」第25回頒布こけしは、お雛様(8cm)とキナキナ型エジコ(6.5cm、)、そして、奥さんの綱引きでの二人挽きロクロ作(署名は「大舘・晃」です。)は、返しロクロ線の幸兵衛風斜ダルマ模様(14cm)と、ひょっとしたらヒゲの坂入さん風ダルマ?模様(12cm)のようです。
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あけまして おめでとうございます。
今年も、よろしく お願いをいたします。
今晃さんの干支「辰・龍」が届きました。「飛揚する龍」だそうです。昨年は、妻の認知症発症、茨城の101歳の義母の生活などなどで、あっという間の1年が過ぎてしまいました。妻は昨年12月に高崎に転居し、これからは二人で支え合っていきます。今年は、妻を連れて、今さん、桑原さんをお訪ねしましょう!
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玄関の一輪挿しには、正月に挿した南天と若松が枯れ萎れて刺さっている。この1年の残渣である。妻が1月に「物忘れ外来受診」、3月に、アルツハイマー型認知症と診断されたのだ。このHPのブログ「213・筑波からの帰還」が、まさにその1年間であった。
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桑原金作さんから最後の「桑原コレクション・今晃のこけし」が届きました。桑原さんは、89歳にもなられ、最近、体調を崩され、施設に入所されています。最後まで所蔵されていた今こけしの全てを私に譲渡されました。ここでみなさんに公開させていただきます。
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